メモ: SOUND VOLTEXでなぜ下埋めをやるのか考えてみる
投稿日: 2024年8月24日 更新日: 2024年8月24日
概要
音ゲーで下埋めをするメリットを毎回忘れるので、モチベ維持がてら雑多に理由を考えてみます。
とりあえず結論
- 高難易度に立ち向かう地力が足りていないと、指を動かすまでに無駄が多いことから追いつかない
- S以上が出せる難易度を触ると、譜面を認識→指を動かすまでの猶予が増える
- 脳が処理できる量とスピードが増えるイメージ
- (一部例外はあるが)認識力を鍛えていけば難しい曲にも立ち向かえそう
- 今回の記事で認識力とは何か掘り下げていく
記事のモチベーション
音ゲーで下埋めは大事だという説をよく目にします。色んな人が言っていることから真であることに間違いはなさそうです。
ですが、下埋めは数百、下手したら数千の譜面を触り続けるのでたまにモチベが足りなくなることがあります。
気まぐれに高難易度に粘着して成果が出ない負のループに陥っている気がしたので、下埋めがなぜ大事なのか言葉にしてみます。
必要な理由を言葉にして捉えることができれば、下埋めの長い旅でも折れずに続けられそうな予感がします。
最近ぼんやりと、こういう力を身につけるために下埋めをやるんじゃないか...?
みたいな感覚がぼんやりと浮かんできました。
感覚に従って難しい曲を触ったら停滞期から若干伸びてくれたので、言葉にして覚えていられるようにします。
記事で出てくる用語
- 下埋め: 自分が苦労せず叩ける曲や譜面を触ること
- 高難易度: ボルテで言うところのレベル19以上を指す ただし、BPM270の16分トリルなどは見なかったことにする(;
- 譜面: 大体曲と一緒
難しい譜面がなぜできないのか
壁にぶち当たったときは、今の自分には何が足りないのか考えるのが重要です。とはいえプレイ中は必死になって考える余裕も無いことが多いので、うまい人のプレイ動画を見たりします。
そして、なんとなく分かってはいたはずなのですが、改めてうまい人は動きに無駄が無いと気づきました。
認識力が指すもの
それなら無駄な動きを減らしていけば強くなれそうです。どうすれば減らせるのでしょうか。
無駄な力みが生まれる要因の1つに認識力なるものが挙げられることがあります。
ぼんやりと認識力を高められるようがんばりたい、とは思っていましたが、具体的に何をやれば身につくのか見えていませんでした。
これはそもそも、認識力が指すものを捉えられていないことに問題があるのではないかと思いました。
認識とは脳から指への命令ではないか
音ゲーで譜面を認識することは、脳が譜面の形を捉え、どのように指を動かせば良いのか理解する。→理解した形へ指を動かす。
みたいな流れで表現できます。
難しい譜面を触っていると、ボタンを押してから次にボタンを押す指の形に切り替えるまでに時間が掛かっていることに気づきました。
つまり、そもそも脳が指に命令するスピードが足りていないのではないか、という仮説が生まれました。
少し長くなりましたが、難しい譜面ができない理由を振り返ってきました。
まとめると、脳が譜面に合わせた指の形に指を動かすのが間に合っていないのが原因ではないかと考えました。
この問題を解決するためになぜ下埋めが有用なのか、掘り下げていきます。
下埋めで得られる力
先ほど見た問題を下埋めで解決できる理由が見えてくれば、下埋めのありがたみが更に感じられそうです。
具体的には、低~中難易度と高難易度が地続きになっていることを実感できれば、長い道のりの下埋めも続けられそうな予感がします。
スコアと一対一で紐づかない認識力
音ゲーをプレイしていて、うまくいったかどうかはスコアだけで判断していました。
たまたま調子が良くてスコアが伸びた曲は、もうある程度攻略できたと思い、あまり触らなくなっていました。
しかし、少し間を空けてから触ってみると、自己ベストよりも低いスコアしか出ず悩むことがありました。
この問題も認識力が関わっていそうです。
認識を安定させるということ
譜面を正確に認識できていれば、よほど物理的に困難な配置でない限りは、安定して叩けるはずです。
つまり、スコアぶれてしまうような譜面はまだ認識の甘いところがありそうです。
課題が見えてくると、一度満足のいくスコアを出した譜面を更に詰めるモチベーションが湧いてきます。
目指すところを目標スコアだけでなく、認識を安定させる点にも向けられるようになるからです。
同じ曲を繰り返しやっても認識力は鍛えられるのではないか
更に、ほぼ正確に認識できている譜面を繰り返しやる利点も見えてきそうです。
余裕を持って譜面を認識していると、脳が解釈してから指を動かすまでの間、脳に少しの余裕が生まれます。
同じ曲を繰り返しプレイしていると、このような余裕のようなものが少しずつ広がっていく感覚を得ていました。
獲得した余裕の使い道
獲得した余裕は高難易度譜面に立ち向かうときに活かすことができます。
当然、難しい譜面は認識しづらいものが多いです。
しかし、下埋めをして余裕を持って譜面を解釈できるようになっていると、この余剰で埋め合わせることで高難易度が以前よりも見えるようになります。
(もちろん地力が足りなければ難しさが余剰を上回ってスコアがボロボロになります(; )
下埋めで伸びる力とは
まとめると、下埋めは脳が持つ認識力に余剰を生むためにやることだと考えました。
素早く、かつ正確に認識できるようになれば、余剰は広がっていき、難しい譜面を認識するためのスペースを獲得することができます。
このスペースを広げて高難易度を認識する力を培うための練習が下埋めな気がします。
まとめ
下埋めをなぜやるのか、モチベーションを保つために色々書き連ねてきました。
言葉にしてみると、先人が言及していた通りの理由になってしまいましたが、これで下埋めをやる意義が見えてきた気がします。
下埋めを重ねて難しい譜面をさらに伸ばせるようがんばりたいです。
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